
〔2025年/日本/FCC〕
■第11話
「いくつになっても、未来に恋していたい」
休日のカフェ・ナガクラ。
えりなが思い出すのは、まだ彼女が幼い頃、
父と母が幸せそうにテラスで笑い合っていた日々。
そして母の死後、一人でそこにポツンと座っていた
父のこと⋯。
そう話す彼女の手を優斗は優しく握り、
愛おしく思うのだった。
同じ日、早田律子、成瀬千次も
自らの恋と向き合うことに⋯。
また長倉家の兄弟、家族たちも「第2の人生」の
スタートラインに立っていた。
真平と知美夫婦、万理子、典子と広行夫婦。
それぞれが「出会い」と「発見」の日々を生きていた。
その日々は千明と和平にも訪れる。
最初の出会いから、時を重ねたふたりは
どんな「未来」を選ぶのか。
良い最終回だった。
和平は一度は辞退した鎌倉市長選に急遽、
出馬する運びとなるのだが・・・、

CM明けにはすでに落選して、副市長に収まってる。
怒涛の展開。ホントに身内の9票しか入らんかったのかも
しれない。

そして千明の還暦祝いで物語はグランドフィナーレ。
これだけローソクをぶっ立てると「灯す」というより
もう「燃えてる」な!

そして、そう遠くない未来へ向けてのシラフでする約束。
途中、色々と寄り道をしたものの、文句のつけようがない締め。
人生の節目節目を越えて来た、脚本担当、岡田惠和先生の
手腕によるものだろう。
日頃、我々が言葉にできない深い部分にある想いを
言語化してくださった。人は誰も淋しい。
ドラマの登場人物たちはよい。
淋しい、つらい、悲しいとつぶやいても、周りに誰かが
いてくれて、囲まれて日々を暮らしている。
しかし、実際見ている側のこちらの大多数は、
誰一人認識してもらえることもなく、淋しいと
訴えても、それを受け止めてくれる人はいない。
いいなぁ、うらやましいなぁ・・・と見てるだけ。
なので、せめて物語の上だけでも夢を見せてもらってる。
5年、10年後の千明と和平を見てみたい思いはあるけれど、
それはもう蛇足なのかも知れない。それぞれが思い描く
未来の千明と和平が存在すると思うので。
映像化されない未来では律子さん、成瀬先生にも
幸多かれと願っている。
■番組出演 小泉今日子、中井貴一、三浦友和、石田ひかり、
坂口憲二、内田有紀、飯島直子、久保田磨希、松尾諭、佐津川愛美、
白本彩奈、広山詞葉、美保純、柴田理恵、浅野和之、渡辺真起子、
森口博子、西垣匠、柳沢慎吾、香坂みゆき、小倉一郎(小倉蒼蛙)、
三田佳子、思い出野郎Aチームさんほか。
評価 ★★★★☆






