2023年07月21日

「シン・仮面ライダー Amazon Prime Video」2023

シン・仮面ライダー.jpg
〔2023年/日本/東映/カラー〕




頭脳明晰・スポーツ万能だがコミュニティ障害の
無職な青年・本郷猛は、ある日謎の組織、ショッカーに
拉致され改造手術を施される。

それは「バッタ」の能力を持つ、恐怖バッタ男の
誕生であった。
能改造される寸での本郷猛をショッカー団員、
緑川博士の娘・ルリ子が救い出す。

ショッカー戦闘員、様々なオーグ(怪人)に追われる、
本郷とルリ子。攻撃を受けバイクごと吹き飛ばされ、
本郷のベルトに風圧がかかる!

その時、本郷猛は仮面ライダーに変身した!




昔々、劇場公開された映画がテレビで放映される!と
なるとそれはもう「お祭り」であった。
映画館でしか見られなかった「アレ」が!、
自分の家のテレビで見られるなんて!

大抵それは、公開から1年後ぐらいの話。
それまでは一度劇場で上映期間が終了しても、
2番館、3番館というものがあり、少し入場料を安く、
別の映画と抱き合わせで2本立て、3本立てにして
フィルムを全国が巡りにめぐったものだ。

なので、まだ先月、映画館で観たばかりなのに、
もうテレビで?!なんていう現象も地方では起きた。

やがて、ビデオソフトというものが登場。
それまでは約1年間待たされたものが、
ほぼ半年に短縮されて商品化!自宅で見られる!

さらにそれはエスカレートして、劇場公開と同時に
一部の映画館の売店でビデオソフトを発売!
「うる星やつら2」とか「伊賀野カバ丸」、
ジャッキーチェンの映画なんかがそうだった記憶。

さすがにそれはちょっと行き過ぎたのか、
すぐになくなってしまったけれど、
まだ先ごろ上映が終わったばかりという印象の
「シン・仮面ライダー」が7月21日、0時から
アマゾン・プライムビデオで大公開!

DVDにすらなっていない状況で!
ここまでスピード公開されてしまうと、
入場料2,000円を支払って劇場で観る層が
増々減ってしまうのではないか?
映画はスマホで見るもの、という層がさらに
増殖してしまうのではないかといらぬ心配をしてしまう。

今回のプライム版は劇場公開版とほぼ同じようで、
追加撮影、ディレクターズカット…などではないようだ。

しかし、いい時代になった。
寝転んで自宅で「シン・仮面ライダー」を何度でも
楽しめるのだから・・・。

こりゃあアマゾンが大きくなる訳だよ。




■本編出演 池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、
 手塚とおる、松尾スズキ、森山未來、長澤まさみ、松坂桃李、
 大森南朋、竹野内豊、斎藤工、仲村トオル、本郷奏多、上杉柊平、
 安田顕、市川実日子さんほか。





評価 ★★★★☆
posted on 2023年07月21日 at 12:00 | 映画・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月12日

「仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館」

仮面ライダーBLACK 悪魔峠の怪人館.jpg
〔1988年/日本/東映〕




北海道・夕張。
豊かな自然に囲まれたこの街こそ
暗黒結社ゴルゴムが新たな計画の
ターゲットとして選び出した街だった。

彼らはここに、ゴルゴム帝国都市を建設し
世界支配の一大拠点を築こうと企んでいた。
計画は世紀王シャドームーンのもと、
着々と進行していたが、都市計画の専門家、
牧野博士が脱走。その牧野を救ったことから
光太郎は、夕張の異変を察知する・・・。




東映まんがまつり内で公開された一作。
本作は北海道夕張市とタイアップを結び、
わずか25分の本編時間の間に夕張市の名所を
紹介しつつ、なんと当時の夕張市長までもが
友情出演!異色の観光映画に仕上がっている!
仮面ライダーBLACK1.jpg
そしてよい子へのサービスも忘れてはいない。
昭和時代のヒーロー番組のお約束。
節目節目の再生怪人軍団の登場!

かつてライダーに倒された怪人たちがイッキに
甦り、大挙として襲い掛かる!
・・・が、再生怪人軍団のお約束!…弱い。

大抵がパンチ一発でふっ飛んでいくのであった・・・。

同時期のテレビシリーズでも、やはり夕張市と
タイアップしたエピソードが製作されており、
当時、東映と夕張市は蜜月な、ただならぬ関係で
あったのだろうなぁ・・・と伺わせる。

露骨すぎる!ステマにもホドがある!と思わせるが、
現在の「おもちゃのプロモーション」に成り下がった
ヒーロー番組よりもよほど潔い。

前作にあった原作者の登場や、倉田てつを氏による
プロモーションビデオは残念ながら今回はない。
期待された方には申し訳ない限り。


仮面ライダーBLACK2.jpg
多分、この子も夕張市の関係者だろうなぁ…。




■本編出演 倉田てつを、井上明美、田口あゆみ、山本貴浩、
 高橋利道、好井ひとみ、中田鉄治、東城美帆、中田悠、
 賀田裕子、滝沢幸代、石濱朗、飯塚昭三、小林清志さんほか。




評価 ★★★☆☆
posted on 2023年06月12日 at 12:00 | 映画・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月10日

「仮面ライダーBLACK 鬼ヶ島へ急行せよ」1988

仮面ライダーBLACK.jpg
〔1988年/日本/東映〕




子供たちが次々と姿を消した。
暗黒結社ゴルゴムのカメレオン怪人の仕業だ。
子供の頭脳を使った新たな改造怪人を作り出し、
仮面ライダーBLACKを抹殺せんとしていた。

仮面ライダーはカメレオン怪人に闘いを挑むが、
誘拐した子供たちを飲み込み盾にされ苦戦する。

そこへ宿敵・剣聖ビルゲニアが一騎打ちを仕掛けてきた。
仮面ライダーはバトルホッパーとロードセクターの
見事なコンビネーションで絶体絶命のピンチを
乗り切る。そんな光太郎の目の前に謎の老人が現れ、
光太郎を導くのであった・・・。





テレビシリーズから派生した、東映まんがまつり用の一作。
テレビ初期を手掛けた、上原正三先生の脚本なのだが、
見事なまでに内容は・・・ない。

いや、これは「まんがまつり」の一本である。
徹底的に「まつり」に徹している。
子供たちが「見たいもの」をすべてテレビと同じ時間枠、
25分に詰め込んだ快作なのだ。

2台のオートバイも大活躍、敵幹部、怪人も総登場。
怪人などはリッチに色分けして6色のカメレオンが
画面にうごめくのだ!CGのない時代だ、ちゃんと6体の
着ぐるみが製作され、仮面ライダーと死闘を繰り広げる。

「まつり」はまだ続く。

原作者である、石ノ森章太郎先生自ら、主人公を導く、
謎の釣り人としてゲスト出演!光太郎を船に乗せて、
敵基地のある鬼ヶ島へと連れて行く。
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とどめの「まつり」は主演の倉田てつをさん歌唱による、
挿入歌のプロモーションビデオで物語は幕を下ろすのだ!
仮面ライダーBLACK2.png
誰得ですか?!

子供向けエンターテイナーな一本としては、
ケチのつけどころがない。25分があっという間。

倉田てつをさんはこのまま役者として大成するか、
ステーキ屋のおやじとして、おとなしく暮らして
くれていれば「仮面ライダーBLACK」は
「伝説」となったのだが、後年になり、
「ライダー、あんま好きじゃねぇし」などと発言。

撮影中もイヤイヤやっていたのか、自分の出番が
終わると自家用車にすぐ戻って、籠ったまんま
共演者とコミュニケーションもあまりとらず・・・
などと暴露される始末。

現在もネット配信で活躍中で、ファンからの投げ銭で
小遣い稼ぎをされている模様。それは決して悪い事では
ないのだが、ただ、当時見ていた子供たちの夢だけは
壊さないで欲しかった。

作品には罪はない。本作は限りなく5に近い★4つ!




■本編出演 倉田てつを、井上明美、田口あゆみ、吉田淳、
 好井ひとみ、飯塚昭三、石ノ森章太郎さんほか。




評価 ★★★★☆
posted on 2023年06月10日 at 12:00 | 映画・特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする