2020年03月16日

「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」2014

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〔2014年/日本/東映〕





シャリバンの事件後、ホラーガールを追跡していた
ギャバンこと十文字撃は突き止めたアジトを襲撃するが
肝心のホラーガールに逃げられてしまう。

その直後、エリーナ秘書官から捜査中止の連絡を受けて
バード星に帰還したギャバンは
ゴードン長官の娘、ヒルダが誘拐されたことを知る。

その頃、地球では2代目宇宙刑事シャイダー・烏丸舟が
武器密輸の常習犯、不思議獣ピタピタを追っていた。
取引現場を抑えようとした寸前、突如現れた相棒の
女宇宙刑事・タミーの乱入により、犯人を逃してしまう。

辛うじて逮捕したシャイダーだったが、
荷台から発見されたのは、誘拐されたヒルダであった!。





「シャリバン」よりは見られた。
「宇宙刑事」っぽさを感じられたから。
というのもオリジナルキャストの鈴木正幸、森永奈緒美さん
によるご出演に頼るところが大きい。

元祖・シャイダーの円谷浩さんはすでにお亡くなりに
なっているため写真でのみご出演。

元祖が真面目なイメージがあるため、2代目シャイダーが、
あまりにも軽い。チャラい。いいトシのオッさんなのに…。
2代目だからと言って、まったく同じキャラクターを
受け継ぐ必要はなく、むしろ「オレのシャイダー」を
創りあげるべきではあるが、それにしても軽い。

それに恋愛面を表に出し過ぎ。イチャライチャラし過ぎ。

その片棒を担ぐ女宇宙刑事もパンツを見せ過ぎ。
初代のアニーは戦いの中でパンツが見える、
この「チラリズム」がいいのに、
タミーはパンツを見せるためにアクションを繰り広げる。

これは女優さんは悪くない。
ただただ監督の趣味なのであろう…。

ここまで大々的に宇宙刑事の復活をブチあげておきながら、
2018年以後、目立った動きはない。
シャリバン役の俳優さんも引退してしまった。

うまく育てれば、東映の仮面ライダー、戦隊に続く、
第3の柱になれた…かも知れない宇宙刑事だったのに惜しい事だ。

しかし旧作頼みで「新しいもの」が生まれない現状。
どうにかしないといけないと本気で思うな。

もう、東映には「ザ・カゲスター」とか「キョーダイン」
「大鉄人17」なんて、「攻めた」作品を生み出す勢いは
ないのだろうか…。




評価 ★★★☆☆
posted on 2020年03月16日 at 09:31 | テレビ特撮平成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月15日

「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」2014

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〔2014年/日本/東映〕




かつて宇宙刑事たちの活躍により壊滅したマクー、
マドー、フーマの構成員と同じ名を名乗る犯罪者たちが
銀河系の各地で暴れていた。

ギャバンこと十文字撃はマクーの残党だった
リザードダブラーと戦い、これを逮捕するが、
その裏にある何かを感じとっていた。

一方、シャリバン・日向快は相棒の女宇宙刑事シシーと
共にネオマドーのガイラー将軍が行おうとしている
違法薬物「ハイパーM」の取引を防ぐために地球を訪れ、
快の幼なじみセイギとその相棒アイリーンと合同捜査を
行うことになる。

しかし、快はゴードン長官からのある「特命」を受けていた…。





本作の2年前から復活した「宇宙刑事ギャバン」から派生した
オリジナルビデオ作品。

なぜだろう。元祖から30年以上の時間が過ぎ、
技術、役者、すべてが進歩・進化している、
していなければいけないハズなのに退化している…。

確かに見た目はCGが発達し、80年代では見られなかった
「画」が実現している。

しかし、ヒーロー物に一番肝心な「熱さ」が足りない。
多少のアラはすべてごまかしてしまう、
おもしろければいいじゃないか、これが正義だ!という、
「熱さ」がない。

で、時代と言えばそうなのかも知れないが、
変身前の役者もみなさん…チンピラとか半グレみたい。
特にギャバンのチンピラ感、ハンパない。
出て来るVシネマ、間違えたんじゃないのか?。
小沢のアニキはいつ出てくるんだ?的な。

ほかの出演者さんも過去の特撮番組の再就職先か?と、
思えるほど、どこかで見た顔ばかり。

残念ながら、宇宙刑事の新たなるステージ!、
というよりも「宇宙刑事」らしきもの…であった。





評価 ★★☆☆☆
posted on 2020年03月15日 at 10:01 | テレビ特撮平成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

「機動刑事ジバン」1989

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〔1988年/日本/東映〕




謎の科学者・ドクターギバ率いる犯罪組織バイオロンの
バイオノイドにより平和な日常が脅かされていた日本。

セントラルシティ署の刑事であった田村直人は
バイオロンの襲撃に合い、五十嵐博士とその孫娘である、
まゆみを救うために命を落とす。博士はかねてから
提唱していたジバン計画により、対バイオロン用に
開発されたロボット「機動刑事ジバン」として
直人を蘇生させる。

普段はセントラルシティ署の新米刑事として先輩や
上司に叱られながら捜査にあたるが、バイオロンの影を
察知すると、数々の強力な武器とサポートメカを駆使して
バイオロイドを徹底的に追いつめるのだ!。



「宇宙刑事ギャバン」から連綿と続く、
東映メタルヒーローシリーズ第8弾、
1989年(平成1年)テレビ朝日系放映「機動刑事ジバン」。

平成初のメタルヒーローは警察機構にお勤めの
ロボット刑事。当初は正体不明の謎のヒーローとして描かれ、
視聴者にもその誕生が伏せられたままストーリーは展開。

ジバンを開発した五十嵐博士を演じるのは、
往年の名優・伊豆肇さん。
かつてキカイダーを誕生させた光明寺博士が久々に
東映特撮番組に帰ってきたのである。

本作でもうひとつ忘れられないのが番組音楽。
当初、予定されていた若草恵先生が降板され、
急遽、渡辺宙明先生に依頼され時間のない中で、
作曲された劇中音楽の数々。

それらが番組中に使用されることがほぼない!という、
異常な事態が発生した。
メインで使用されたのは渡辺宙明先生作曲による
過去作品の流用曲ばかり!。

放送中に音楽CDが発売されたのだが、聞いてビックリ。
ほぼ、聞き覚えのない楽曲だらけ!。

そらそうよ、番組で使われていない曲なのだから。

選曲家の判断でこうなったらしいのだが、
それにしても新曲を依頼しておいて使用しない。
渡辺宙明ほどの功績ある作曲家に対して、
こんな失礼なことがあってよいものだろうか?。

これは特撮番組音楽史において、今も語り継がれる
歴史的「事件」なのである。





評価 ★★★☆☆
posted on 2019年11月29日 at 11:00 | テレビ特撮平成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする